【大学紹介】~徳島大学 歯学部~

こんばんは!平野です!

今回は徳島大学歯学部について現役で通う友人の荒尾くんが書いてくれました!

荒尾くんは1/4に開催する「大学生が語るキャンパスライフ」にも来てくれるので直接お話を聞きたい方は是非当日ご参加ください!

・コース紹介

 徳島大学歯学部は、歯科医師を目指す歯学科と歯科衛生士を目指す口腔保健学科(通称くっぽ)があります。定員は歯学科で40名(推薦10名、前期24名、後期6名)、口腔保健学科で15名(推薦5名、前期6名、後期4名)となっています。(令和4年度選抜要項より)

・大学受験

 歯学科の受験方法は、一般選抜と推薦選抜に分かれます。一般選抜では、共通テストの合計点と個別学力試験の総合点で評価されます。共通テストでは、国語・数学・英語・社会が2分の1に圧縮されますが、理科のみ圧縮がかからないため、理科を頑張ることをお勧めします。また、個別学力試験では英語・数学・理科のみの受験で、他大学と比べると受験科目が少ないためねらい目だと思います。

 私は推薦選抜で入学したのですが、個別学力試験はなく、共通テストの点で評価されます。推薦選抜の特徴としては80分ほどのグループディスカッションがあることが挙げられ、予め練習しておくことが大切になってきます。私の年(2018年度)は、各々が動物の名前のニックネームをつけて、”学童保育のありかた”について議論しました。

 また、面接は1対9~10の個別面接で、とても緊張した記憶があります。

・大学の講義

 1~2年生の前期は一般教養があり常三島キャンパスで授業を受けることになります。2年生の後期からは蔵本キャンパスで専門の学問を学びます。3年生までは基礎科目といわれる、医療における基礎の学問について学びます。4年生からは歯科の部門に特化した臨床の科目を学び始めます。また、5年生になるとCBT(computer basic test)という大きな試験があり、無事合格することで仮免許の取得ができ、病院内で実際に患者さんの治療を行えるようになります。6年生の卒業時には国家試験があり、合格することで歯科医師となることができます。

 専門の学問はすべて必修の科目となっているので、一科目でも落とせば留年となるのである程度の勉強をする習慣は必要になってくると思います。

・学生

 男女比はほぼ同じだと思います。40名しかクラスメイトがいないので、高校の1クラスが6年間続くような感じで、クラス全員と打ち解けることができると思います。また、各教科の先生方に名前と顔を覚えてもられやすいのも特徴だと思います。

・サークル、部活動

 サークルはあまりなく、部活動が多いイメージがあります。また、医・歯・薬合同の部活動もあり、蔵本キャンパスの学生たちと交流できるのも魅力です。

 私は硬式テニス部に所属していますが、全国の歯学部生が集まる大会(ALL DENTAL)や医・歯・薬・常三島との合同試合などもあり様々な学生と交流できます。歯学科は6年間の学生生活があるため、何かしらの部活動に所属し、先輩や後輩、他学部の学生と交流することをお勧めします。

・卒業後の進路

 歯学科は100%歯科医師になりますが、卒後は大学などに残り研究を行う、あるいは病院に勤務し患者さんの治療を行うという2通りの選択肢があります。大半の人が後者のような進路に進むと思います。

 口腔保健学科はそのまま歯科衛生士となったり、歯科メーカーに勤めたりすることが多いと思います。徳島大学の口腔保健学科では社会福祉士の資格を取ることもできるので、その道に進む方もいるかもしれません。

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