授業をしない塾(こらん)の意義①

こんばんは!平野です!

授業をしない塾(つまりこらん)ってどんな意味があるんだろうって最近改めて考えることがあったので今回はそれについて書きます。

そもそも塾とは何をしに行く場所なのか?

というと当たり前ですけど勉強しに行く場所ですよね笑

だからほとんどの塾では集団であれ、個別であれ、「授業」というわかりやすい形でサービスを提供します。

生徒も親御さんも「勉強を教えてもらっている!」という実感がとても湧きやすいですよね。

勉強をしに行くという目的をきちんと果たしている素晴らしいサービスです。

勉強をするために塾に行くというのは自然なことですが、では、なぜ勉強をするのかというと多くの人が成績をあげるためというはずです。

つまり、

成績を上げたい

  ↓

勉強をしなければならない

  ↓

塾に行って授業を受ける

ということですよね。とても自然な流れですし、塾では学校の先生とはまた違った視点から教えてくれることもあるので、学校ではいまいち理解できなかったことが塾でもう一度学ぶことによって理解できるというのもあると思います。

そう考えると塾で授業をするというのは正しいことであるように思えます。

では授業をしない塾ってなんなんだと笑

こらんでは一切授業をしていませんが、どうして授業をしない自習メインの塾にしたかというと、きっかけは自分たちの高校時代です。

僕自身は高校時代、個別指導の塾に通っていました。塾というと大きく集団と個別に分かれると思いますが、個別指導に通っていた理由は大きく2つあります。

1つは、分からない部分を周りを気にせずに聞きたかったから。

集団だと分からないところがあっても、みんなに対して授業している先生の手を止めて教えてもらうのは少し気が引ける。聞きづらいなというのがありました。その点、個別指導では授業までに分からないところを貯めておいて、授業の際にまとめて聞くことができる。すごく効率的に時間を使えるなと感じていました。

もう1つは、学校の授業で十分だったから。

集団の授業は基本的に学校の授業と同じような形態、流れですよね。学校で受けたにもかかわらず、同じようなことをまた塾で受ける必要はあるのかと。めんどくさがりだった高校生の自分は塾での集団の授業の必要性を一切感じていませんでした。学校の授業で十分だったというのはちょっとニュアンスが違う気がします笑。正確には学校の授業もしっかり受けられてなかったというのが正しいかもしれません。部活や課題で寝るのが遅くなって、学校で寝てしまうというのが日常だった自分にとって、集団の授業を受けたとことで更に学校で眠たくなるのは目に見えていました。学校の授業を補填するために塾に行ってるのに塾に行ったせいで学校で寝てしまうとなると本末転倒ですよね笑。でも、結構こういう子は周りにいて、何をやっているんだろうと思っていました笑。

決して集団の塾に意味がないと言っているのではなくて、あくまで自分がこう考えていたというだけです。学校の先生とは違う教え方をしてくれれば学校で理解できなかったことが理解できるかもしれませんし、2回授業を受ければ当然ながら1回だけよりは頭に入る。なので意味はありますし、どの形態の塾があっているかなんてのは本当に人それぞれです。

ここまでが僕自身が個別指導を受けていた理由ですが、個別指導には問題点が一つだけありました。

時間の制約があるということです。多くの個別指導塾が●曜日の●時からというように授業の時間が決まっています。

でも、分からないところって唐突に出てきますよね。

「明日の夜あたりに数学の問題で解説が理解できないやつが出てきそうだな」

なんてのはわかるはずもなく。。。

そうすると分からない問題は次の授業まで”分からない問題”のままになっちゃいます。(もちろん学校で先生に聞くという選択肢はありますが)

なんかそれってすごく気持ち悪いし、ずっとどこかで引っかかってる。

それをすぐに解決できればどんなにスッキリすることか、、、

・・・・・

!!!

というのでこらんでは

授業をせず自習メインで分からないところがあれば常駐してる先生が教える

という形態にしようと思ったわけです。

個別指導を1ヶ月受け放題!!

とかでもよかったんですが、とんでもない料金になっちゃいますよね。

なので現実的なところで”分からないところが出てきた際に”と落ち着きました。

というのでタイトルにあった

授業をしない塾(こらん)の意義ですが

自習していて出てきた分からない問題をすぐに解決できる!

という点で、大きな意義があるんじゃないかなと。

タイトルに①とあるように実はもう一つあるのですがそれはまた次回書きたいなと思います。

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